2022夏以降のクール参加者募集中
パーマカルチャー 暮らしの実践コース
都会/郊外の家ではじめる、自然と共生する暮らし

「自然に寄り添って暮らしたい。」
日々の中で、植物に触れ、食物を得て、
自然の命の循環を感じながら暮らしたい。
「でも、そんな暮らしは田舎でしかできないだろうし…」
そんなことはないんです。
畑や庭がなくても、自然とともに豊かに暮らす知恵。
それはパーマカルチャーと呼ばれ、今、世界中で実践されています。
浜松の食べられる森の菜園と自宅からのオンラインを行き来しながら、
3ヶ月単位で仲間と学び、自分のお家で実践するコース、始まります。

パーマカルチャーという暮らし
私達は、静岡県の浜松市の都市郊外で、
人と自然が豊かに生き合う「森のような菜園(フォレストガーデン)」をデザインして暮らしています。
都市郊外は、人が多く集まる都市の要素と、田畑や山林などコンパクトな
自然の要素が入り混じる。人と自然と生き物の境界線(ホットスポット)です。
様々な特性をもった土地で光や風などの自然を観察し、土地に合う植物を適切に配置し、
小さな面積から野菜、ハーブ、果物など多様な収穫を得て、その豊かさも自然に再生する、
そんな工夫を凝らした森のような菜園を育てています。
これは、"パーマカルチャー"と呼ばれるデザイン手法の一つ。
人と自然が、持続的に(permanent)豊かになる生活文化(culture)、
合わせてperma-cultureです。世界中で実践されています。
私達のこだわりは、この自然に寄り添う暮らしを、
広い田舎ではなく浜松のような都市郊外で取り組んでいること。
人がたくさん暮らす「郊外=”サブ・アーバン”」で実践して、
「わたしの家でもできるかも」と思う実践者が増えてほしいと願っています。

今回のコースについて
今回のコースは、都市/郊外で暮らす方々を中心に、
私達の暮らしの実践地に訪れて、色んな知恵や工夫を学んで頂き、
そしてその学びを、自分の家で応用して実践してみよう!というものです。
今回のコースのポイントは3つ!
①都市や郊外の家でも実践できる、パーマカルチャーの知恵を学ぶ
②浜松の現地で体感して、そして自分の家で実践してみる
③3ヶ月単位で、好きなテーマについて仲間と一緒に学ぶ
①
畑などがない都市や郊外の住宅でも実現できる工夫はどんなものか、
という視点を中心に、幅広いパーマカルチャーの全体像をお伝えします。
パーマカルチャーの12の原則を紹介したり、観察のやり方、植物や土の種類など。
②
3ヶ月間の中で、2回は浜松の現地に集い、他の2回はオンラインで、
皆さんのお家から参加してもらいます。
浜松では色んな暮らしの工夫や、得られる収穫、実践の基礎を感じてもらい、
オンラインの回では、皆さんのお家でどうやって実践するか一緒に考えます。
③
3ヶ月を1クールとして、1年間を春夏秋冬の4クールに分けます。
それぞれのクールごとに、季節に合ったテーマを用意しますので、
学びたいテーマの時期にご参加ください🍀
3ヶ月の期間中は、オンラインのコミュニティで一緒に学び合います。

特に今回は、「若い人にも積極的に学んでほしい!」との願いから、
春編・秋編はYouth限定(10代後半〜30代半ば)、
夏編・冬編を一般向け(年齢不問)、
という形を実験してみたいと思っています。
※翌年度は時期が入れ替わって、夏・冬編がYouth限定となります。
詳細はこちら!
全体のスケジュール
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夏編以降は、4月以降でも申し込み可能です。
現地開催の日時は決まっていますが、オンライン開催の日時が決まり次第更新します。



会場
浜松
富塚フォレストガーデン
(静岡県浜松市中区 詳しい住所は申し込み後にお送りします)
オンライン
話し合い:Zoom
日常:Slack
定員
1クールにつき 12名 ほど
(定員になり次第募集を締め切ります。)
ご参加について
・基本的に全日程参加をお願いいたします。
・コースでは、暮らしの中でパーマカルチャーを具体的に実践するプログラムが提供されますので、日々の日常の中で、楽しみながら実践時間をつくっていただくことをおすすめします。
・コースの実施はフォレストガーデンで行いますが、日々のパーマカルチャーの実践練習のため、zoomやslackを利用してコース参加者との交流を予定しています。
事前にzoomやslackの利用方法について把握しておくことをおすすめします。
zoomについて https://explore.zoom.us/ja/products/meetings/
slackについて https://slack.com/intl/ja-jp/
※オンラインの回の映像は録画しますので、事後的に見直していただくことも可能です。
参加費
1クールにつき 4万円
※2クール目からは3万円
浜松での滞在時の宿泊費・食費:実費
※宿は事務局側でまとめて確保可能です。
浜松での宿泊はこの宿などを想定しています。
◆浜松のゲストハウス365 https://365base.jp/ 1泊4000-6000円
宿泊せずに通いもOKです。
※資金的な理由で参加に難しさを感じている方には、お席に限りがありますが、分割でのお支払いや一部ワークトレード。またはその他の参加するための手段のご相談なども承ります。
支払い規約:
コース開始2週間前(4/2)までに全額の入金をお願いします。
キャンセルポリシー:
コース開始2週間前(4/2)までは50%
コース開始1週間前(4/9)以降は全額
がキャンセル料として発生します(振込手数料はご負担ください)
講師
大村 淳
パーマカルチャーデザイナー、ヨガ・インストラクター
1981年 静岡県浜松市生まれ。静岡県浜松市在住。
静岡県立大学 非常勤講師/未来づくりフェロー、菊川西中学校 ESD教育特別講師。佐鳴台小学校 ESD教育特別講師。
元体操選手。スポーツインストラクターとして健康に携わる仕事をしていたが、2002年にユーラシア大陸横断のバックパッカーの旅にでる。厳しくも豊かな自然で暮らす様々な先住民族と出会う、その中でインドでヨガと出会い、帰国後ヨガ・インストラクターと自然と寄り添うライフスタイルの提案活動を開始。2010年にパーマカルチャーセンタージャパンで、実習&デザインコースを卒業後、自分たちが暮らしている町をパーマカルチャーの手法を通してリ・デザインしていく活動「トランジションタウン」を浜松で呼びかける。PermacultureDesignLab.では、パーマカルチャーの紹介活動やコミュニティづくりのワークショップを中心にデザイン、施行にも携わっている。日々の日常は浜松の都市郊外でサブ・アーバンパーマカルチャーをテーマに、フォレストガーデンを地域コミュニティと関わりながら、自然生態系・人間生態系の双方が豊かになる暮らしを実践中。有用植物オタクで、人と生き物が深くつながりあうきっかけとして暮らしにつながる植物の紹介も行っている。
川村 若菜
パーマカルチャーデザイナー、イラストレーター
1984年 兵庫県生まれ。静岡県浜松市在住。
大学卒業後、神戸で看護師として働き出すも、アメリカの音楽&アートに魅了され、2008年、アメリカ西海岸に単身飛び出す。渡米後、気づけば植物のトリコになり、造園学科でデザインを学び始める。植物学&デザインを学んでいる中、パーマカルチャーと出会う。2011年、サンフランシスコにあるUrban Permaculture Instituteに通い、都会を中心としたアーバンパーマカルチャーを学ぶ。2016年日本に帰国後、「Permaculture Design Lab.」の一味となり、ランドスケープデザイナーとして活動しながら、イラストレーターとしても仕事を始める。2018年に仲間とともに「みんなのちきゅうカタログ」を出版、イラストを担当する。現在、浜松市の市街地にあるフォレストガーデンや公共の場でのパーマカルチャープロジェクトに携わりながら、自宅でできるパーマカルチャーの実践&日々を描いている。
高浜拓也
パーマカルチャー初心者、企画オーガナイザー
1994年大阪府生まれ。大阪府と伊豆稲取の二拠点居住。
都会の大阪で生まれ育ち、コロナでの在宅勤務を機に、
対面で話すのはコンビニの店員くらいな日々に爆発。
「生き物らしい暮らし」、「自然とともに生きている」を実感したくて、
自然豊かな伊豆に拠点を持ちつつ、パーマカルチャーを勉強中。
申込方法
Q&A
Q.
ガーデニングをしたこともないんですが…
A.
もちろん大歓迎です!私たちも何も知識がないところからはじめ、実践しながら日々学んでいます。
ガーデニングもいろんな実践があるので、まずは一緒に楽しみながら体験しましょう!
Q.
種を蒔いたりといった取り組みをするのですか?
A.
種まきも大事ですが、パーマカルチャーはそれだけではありません。
例えば収穫したもので保存食を作ってみたり、種採りをしたりと、
四季折々の中でその時期に合ったガーデニングや実践をみんなでしてみようというご提案です。
季節という自然のパターンを感じながら、「この時期はこんなことができるのね!自分の家でやってみよう!」と、今いる場所でも自然に寄り添う暮らしができることを感じてもらえればと思います。
そして野菜を育てることも大事ですが、パーマカルチャーはもっと奥が深いです。
例えば「太陽の光を浴びて洗濯物を干す」ということも、
「エネルギーを活かそう」というパーマカルチャーの原則の一つです。
日々の暮らしの一つ一つをパーマカルチャーのメガネを通して見直してみると、
その豊かさに気づいてもらえるかなと思います。
ハーブ一つにとっても、冬の乾燥した季節を生かしてドライハーブを作ってみたり、
さらにその時の自分の体調に合わせて、収穫したハーブをブレンドして自分のお薬を作ってみたりと、
そんなことも楽しめます。
Q.
土地がないとガーデニングはできないんですか?
今は育てやすいものだけ育てています…
A.
屋外の土地を使ったガーデニングだけではありません。
例えば室内でスプラウトや空気浄化植物を育ててみたり、
植物や食材を干してみる場所を作ったりといった色んな実践があるので、
それをぜひ紹介できたらと思います。
Q.
例えばベランダでのコンポストなど、自分で始めてみた取り組みや、これから始めたい取り組みについて
個別に相談するといったことも可能ですか?
A.
もちろん大歓迎です。自分でやってみて感じた課題や疑問をシェアして、
みんなで一緒に考えること自体が全体の学びにもなりますので。
Q.
自分のベランダなどでやる形ですか?それか、仲間とどこかの場所を借りて実践するなどもありですか?
A.
色んな実践の多様性があって良いと考えているので、自分がやってみたい
実践のテーマや場所の案を持ってきて頂く形で歓迎です。
それぞれの色んな実践が多様に集まって、このコミュニティ自体が森のような多様性を持つと
良いなと考えています。
Q.
3ヶ月のクールに理由はありますか?
A.
最初は1年間継続のプログラムを考えていたのですが、コロナの状況もあり、
開催できない時期が起きたりと変動しやすいご時世だなと感じていました。
そこで、3ヶ月単位で気軽で柔軟に参加できる形を考えました。